10月 112011
 

ここでは、ホームページ上のリストを装飾する方法を紹介していきます。

list-style-type[リスト左の数字・マークを変える]

リスト左の数字・マークは何も指定しないとulの場合は黒丸●、olの場合は数字が表示されるのですが、そのマーク・数字を別のマークや順序のある文字・数字に変えることが出来ます。
CSSでリスト左の数字・マークを変えるにはlist-style-typeを指定します。

指定可能値[マーク]

CSS記述 表示内容 表示例 補足
disc 黒丸 ul標準
circle 白丸
square 四角

指定可能値[順序あり]

CSS記述 表示内容 表示例 補足
decimal 数字 1, 2, 3, … ol標準
decimal-leading-zero ゼロ付数字 01, 02, 03, …
lower-roman 小文字ローマ数字 i, ii, iii, …
upper-roman 大文字ローマ数字 I, II, III, …
lower-alpha 小文字アルファベット a, b, c, …
upper-alpha 大文字アルファベット A, B, C, …
lower-greek 小文字ギリシャ文字 α, β, γ, …
upper-greek 大文字ギリシャ文字 Α, Β, Γ, …
cjk-ideographic 漢数字 一, 二, 三, …
hiragana ひらがな あ, い, う, …
katakana カタカナ ア, イ, ウ, …
hiragana-iroh ひらがないろは順 い, ろ, は, …
katakana-iroha カタカナイロハ順 イ, ロ, ハ, …
lower-latin 小文字ラテン文字
upper-latin 大文字ラテン文字
hebrew ヘブライ数字
armenian アルメニア数字
georgian グルジア数字

指定可能値[その他]

CSS記述 表示内容 表示例 補足
none マーク・数字なし
inherit 親要素指定を継承
記述例
[例1]ulタグ内の各リスト要素の左に白丸マークを表示する
ul li {list-style-type:circle;}
[例2]olタグ内の各リスト要素の左に大文字ローマ数字を表示する
ol li {list-style-type:upper-roman;}
[例3]ulタグ内の各リスト要素の左に何も表示しない
ul li {list-style-type:none;}

list-style-position[リストマーク分字下げをする/しない]

通常はリスト要素が2行以上ある時、リスト左の数字・マーク分文章が字下げされます。
ですが、リストマーク分字下げする/しないは選択することが出来ます。
CSSでリスト左の数字・マークを変えるにはlist-style-positionを指定します。

指定可能値 outside(標準, 字下げをする), inside(字下げしない), inherit(親要素指定を継承)
記述例
[例1]2行以上になった際、ulタグ内の各リストマーク分字下げしない
ul {list-style-position:inside;}

[参考]outsideとinsideの見た目の違い具体例
*** outside ***
outside

*** inside ***
inside

list-style-image[リストマークを画像にする]

リストの左側にあるマーク部分に自分が用意した画像を表示することが出来ます。
CSSでリストマークを画像にするにはlist-style-imageを指定します。

指定可能値 画像へのパス(URL)
記述例
[例1]今書いているHTMLと同じフォルダ内にある「tri.gif」という画像をリスト左にマークとして表示
ul {list-style-image:url(tri.gif);}
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ここでは、ホームページ上のテーブルを装飾する方法を紹介していきます。

border-collapse[各セル枠線を重ねる]

テーブルの各セル(マス)の枠線は何も指定しないと隙間があいているのですが、その隙間を無くして線を重ねることが出来ます。
CSSでテーブル各セルの枠線を重ねるにはborder-collapseを指定します。

指定可能値 separate(隙間をあける), collapse(重ねる), inherit(親要素指定を継承)
[補足]枠線の表示方法
記述例
[例1]テーブル各セルの枠線を重ねる
table {border-collapse:collapse;}

table-layout[テーブル横幅を固定]

テーブル全体の横幅は何も指定しないと内容(文字数、画像サイズ)によって幅が変わるのですが、その横幅を一定の幅に固定することが出来ます。
CSSでテーブルの横幅を固定するにはtable-layoutを指定します。

指定可能値 auto(通常,幅自動調整), fixed(幅固定), inherit(親要素指定を継承)
記述例
[例1]幅500ピクセルに固定
table {table-layout:fixed; width:500px;}
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ここでは、ホームページの背景の色を変えたり、背景に画像を表示したりする方法を紹介します。

background-color[背景色指定]

背景は色を指定することが出来ます。
CSSで背景色を指定するにはbackground-colorを指定します。

指定可能値 カラーコード(#+16進数3桁 又は #+16進数6桁), 色名称
[補足]色見本(カラーコード,色名称一覧)
記述例
[例1]赤い背景(上が6桁カラーコード,下が色名称)
background-color:#ff0000;
又は
background-color:red;
[例2]黒い背景(上が6桁カラーコード,下が色名称)
background-color:#000000;
又は
background-color:black;

background-image[背景画像指定]

背景には画像を表示することが出来ます。
CSSで背景には画像を表示するにはbackground-imageを指定します。

指定可能値 画像へのパス(URL) [補足]絶対パスと相対パス
記述例
[例1]今書いているHTMLと同じフォルダ内にある「stripes.gif」という画像を背景に表示
background-image:url(stripes.gif);
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ここでは、ホームページ上に書いた文字・文章を装飾する方法を紹介していきます。

color[文字色指定]

文字は色を指定することが出来ます。
CSSで文字色を指定するにはcolorを指定します。

指定可能値 カラーコード(#+16進数3桁 又は #+16進数6桁), 色名称
[補足]色見本(カラーコード,色名称一覧)
記述例
[例1]赤い文字(上が6桁カラーコード,下が色名称)
color:#ff0000;
又は
color:red;
[例2]黒い文字(上が6桁カラーコード,下が色名称)
color:#000000;
又は
color:black;

font-style[フォントスタイル]

文字はフォントのスタイル(通常、イタリック、斜体)を指定することが出来ます。
CSSでフォントスタイルを指定するにはfont-styleを指定します。

指定可能値 normal(通常), italic(イタリック), oblique(斜体)
記述例
[例1]イタリック
font-style:italic;
[例2]斜体
font-style:oblique;

font-weight[文字の太さ]

文字は太さを指定することが出来ます。
CSSで太さを指定するにはfont-weightを指定します。

指定可能値 normal(通常), bold(太字), bolder(極太), lighter(細字),
100, 200, 300, 400, 500, 600, 700, 800, 900

ただし、現在のブラウザで目に見えて変化するのは通常と太字の2種類のみ。
normal, lighter, 100, 200, 300, 400, 500が通常の太さ。
bold, bolder, 600, 700, 800, 900が太字になります。

記述例
[例1]太字
font-weight:bold;

font-size[文字の大きさ]

文字は大きさを指定することが出来ます。
CSSで大きさを指定するにはfont-sizeを指定します。

絶対指定 親要素に関係なく大きさを指定
指定可能値 xx-small, x-small, small, medium(通常),large, x-large, xx-large
相対指定 親要素に比べて大きいか小さいか指定
指定可能値 larger, smaller
絶対単位指定 親要素に関係なく大きさを指定
指定可能単位 in, cm, mm, pt, pc [補足]単位説明
相対単位指定 親要素に比べて大きいか小さいか指定
指定可能単位 em, ex, px [補足]単位説明
割合指定 親要素の文字サイズの何%の大きさか
指定可能単位 %

同じ記述をしてもブラウザによって表示される大きさが違うので注意が必要です。また、文字が小さすぎると読みにくくなります。とにかく色々な値・単位を記述して、どう見えるかを確かめてみるのが一番です。

記述例
[例1]大きい文字
font-size:large;
[例2]フォントサイズ16pxの文字
font-size:16px;
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ここでは、ホームページの要素に枠線を表示する方法を紹介します。

border[ボーダー]

ボーダーでは、線の太さ・線のスタイル・色を指定することが出来ます。
CSSでボーダーを指定するにはborderを指定します。

また、太さ・スタイル・色を別々に指定することも可能です。
ボーダーの太さを指定するにはborder-width、スタイルを指定するにはborder-style、色を指定するにはborder-colorを指定します。

線の太さ

指定可能値 数値+下記単位, thin(細線), medium(中), thick(太線)
対応単位 em, ex, px, cm, mm, in, pt, pc
[補足]単位説明

線のスタイル

指定可能値 none(線無し), hidden(線非表示),solid(実線), double(二重線),dotted(細かい点線), dashed(荒い点線),groove(谷線), ridge(山線),inset(内線), outset(外線)

線の色

指定可能値 カラーコード(#+16進数3桁 又は #+16進数6桁), 色名称
[補足]色見本(カラーコード,色名称一覧)

また、「上だけにボーダーを表示したい」「左だけに…」というのも出来ます。
CSSで上だけにボーダーを表示するにはborder-top、下だけはborder-bottom、左だけはborder-left、右だけはborder-rightを指定します。

borderと同じく、太さ・スタイル・色を指定できます。

さらに、上ボーダーの太さだけを指定するにはborder-top-width、上ボーダーのスタイルだけはborder-top-style、上ボーダーの色だけはborder-top-colorを指定します。
top部分をbottom, left, rightに変えれば、それぞれの太さ・スタイル・色のみを変えることが可能となります。

記述方法

CSS記述 意味
border:1px solid red; 上下左右に太さ1pxで実線の赤い枠
border-top:1px solid red; 上に太さ1pxで実線の赤い線
border-bottom:1px solid red; 下に太さ1pxで実線の赤い線
border-left:1px solid red; 左に太さ1pxで実線の赤い線
border-right:1px solid red; 右に太さ1pxで実線の赤い線
border-width:5px; 上下左右に太さ5pxの枠
border-style:solid; 上下左右に実線の枠
border-color:red; 上下左右に赤い枠
border-top-width:5px; 上に太さ5pxの線
border-top-style:solid; 上に実線の線
border-top-color:red; 上に赤い線
border-bottom-width:5px; 下に太さ5pxの線
border-bottom-style:solid; 下に実線の線
border-bottom-color:red; 下に赤い線
border-left-width:5px; 左に太さ5pxの線
border-left-style:solid; 左に実線の線
border-left-color:red; 左に赤い線
border-right-width:5px; 右に太さ5pxの線
border-right-style:solid; 右に実線の線
border-right-color:red; 右に赤い線
記述例
[例1]テーブルの各tdセルに太さ1pxの黒い枠を表示する
table td {border:1px solid black;}
[例2]h1タイトルの上下にのみ太さ1pxの灰色点線を表示する
h1 {border-top:1px dotted gray; border-bottom:1px dotted gray;}