10月 092011
 

ここではお薦めのレンタルサーバを紹介します。大きく分けて無料と有料のサービスがあります。
まずはその違いを簡単に説明。

無料レンタルサーバ/レンタルホームページスペース
無料でホームページを公開出来る場所を提供しているサービス。
但し、以下の様なデメリットがあることが多い。

  • 自分で作った各ページの上や下に、自動的に広告が表示されてしまう。ページの内容・デザイン・雰囲気にそぐわない広告が表示されてしまうこともある。
  • 容量面・機能面・転送量など色々と制限がある。
  • 自分で用意したアフィリエイト広告を掲載できない場合がある。
有料レンタルサーバ/レンタルホームページスペース
利用するのにお金がかかるが、広告は表示されないサービス。とは言っても、安いところなら月額100円台からあります。
大容量、高機能、転送制限無し(あったとしてもゆるい)と大きいサイトや大手を目指そうと思っているサイトには最適。
アフィリエイト広告も掲載可能な場合がほとんどなので、副業や商用サイトを運営する場合はこちらを使うと安心です。

違いが分かったところで、具体的なサービスのうち評判が良い所を抜粋して紹介します。

名称 ロリポップ!【コロリポプラン】
初期費用 月額料金 容量 自動表示広告 無料お試し
1,575円 105円 2GB 10日間
補足 他社サービスからのサーバ移転の方は初期費用が半額の787円に。
説明 初期費用が少々お高いが、可愛いアドレスで女性に人気。そして、月額料金がとにかく安い。ロリポップの中でも一番安く運用できるプランです。ブログやCGI・PHPといったプログラムの利用も可能。ただし、コロリポプランではデータベースの利用は出来ません。(1つ上の「ロリポプラン」からはデータベース利用も可能。)
名称 ロリポップ!【ロリポプラン】
初期費用 月額料金 容量 自動表示広告 無料お試し
1,575円 263円 13GB 10日間
補足 他社サービスからのサーバ移転の方は初期費用が半額の787円に。
説明 ロリポップの中で、二番目に安く運用できるプラン。ブログやCGI・PHPといったプログラム、データベースの利用も可能。ショッピングカート「Color Me Shop! mini」も利用出来るので、手軽にオンラインショップ・通販を始めたい方にお勧め。
名称 さくらインターネット【さくらのレンタルサーバ ライト】
初期費用 月額料金 容量 自動表示広告 無料お試し
1,000円 125円 1GB 14日間
補足 無料電話サポート有。初心者は重宝すること間違いなし。さくらのレンタルサーバでは一番安く利用出来るプラン。
説明 初期費用も月額料金もかなり安い水準に設定されている。また、サポートの充実や高機能さも嬉しい要素となっている。ただし、CGI・PHPといったプログラムやデータベースは利用できないのでご注意を。(1つ上の「スタンダードプラン」からはプログラム・データベース利用も可能。)
名称 さくらインターネット【さくらのレンタルサーバ スタンダード】
初期費用 月額料金 容量 自動表示広告 無料お試し
1,000円 500円 10GB 14日間
補足 無料電話サポート有。初心者は重宝すること間違いなし。さくらのレンタルサーバでは二番目に安く利用出来るプラン。さくらでプログラムやデータベースを安く使いたいならこのプラン。
説明 初期費用も月額料金もかなり安い水準に設定されている。また、サポートの充実や高機能さも嬉しい要素となっている。CGI・PHPといったプログラムやデータベースも利用出来る。また、2011年9月28日から複数のデータベースを利用出来るようになり、利用の幅が広がった。
名称 XREA
初期費用 月額料金 容量 自動表示広告 無料お試し
無料 無料 50MB~150MB
補足 CGI・SSI・PHP等のプログラムが動作する数少ない無料レンタルサーバ。ただし、上部に大きなバナー広告が表示されるので目立ちます。
説明 無料なのにプログラム動作が可能なレンタルサーバサービス。容量も最低でも50MBあるので、画像が多いサイトでない限りは平気だと思います。
ただし、無料かつ高機能な代わりにサポートは期待できません。また、新規ユーザ募集を実施することが少ないので、募集が行われるまで相当根気よく待つ必要があります。
名称 VALUE DOMAIN
初期費用 月額料金 容量 自動表示広告 無料お試し
無料 400円 3,000MB(3GB) 制限付無期限
補足 お試しの代わりにXREAの無料サーバが利用できます。ただし無料サーバの場合、最大容量が50MB・大きな広告表示がある等の制約があります。
料金を払うことで制約無しで使うことが出来るようになります。
説明 低価格でCGI・PHPといったプログラムやデータベースが使いたいという場合にお勧め。12ヶ月契約(12か月分一括払い)すると月額料金が半額の200円になるので、お試しで使って長期間使いそうだとなった場合は、12か月分まとめて払ったほうがお得になる。
ただし、安くて高機能な代わりに、サポートはほとんど期待できません。問題が起こった時、自分で解決出来る人でないと厳しいかもしれません。ある程度Webサイト製作・運営に慣れた人向きのサービスです。
名称 ステップサーバー【スタンダードプラン】
初期費用 月額料金 容量 自動表示広告 無料お試し
600円 250円 1.5GB 10日間
補足 契約が、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月といった複数月単位になっている。まとめ払い期間が長いほうが、月額料金が安くなる。
説明 初期費用がかなり安い。CGI・PHPのようなプログラムやデータベースの利用が可能。データ転送量やCPU・メモリリソース使用制限がプラン毎に細かく具体的に決まっているので、人気サイトになるとそのあたりの数値を気にしながらの運営になる。
名称 FC2ホームページ
初期費用 月額料金 容量 自動表示広告 無料お試し
無料 無料 1,000MB(1GB)
補足 CGI・SSI・PHP等のプログラムが一切動作せず、データベースの利用も出来ないので、プログラムを使ったサイトを公開したい場合は向いていない。
説明 無料なのに広告が表示されず、さらに容量が1GBと太っ腹なサービス。商用利用も可能。普通にHTMLページと画像のみを掲載するサイトならばここで十分かと思います。
名称 Yahoo!ジオシティーズ
初期費用 月額料金 容量 自動表示広告 無料お試し
無料 無料 50MB
補足 商用利用が一切不可。また、CGI・SSI・PHP等のプログラムが一切動作せず、データベースの利用も出来ないので、プログラムを使ったサイトを公開したい場合は向いていない。ページ上部にバナー広告が1つ掲載されます。
説明 Yahooが運営する無料サービス。色んなホームページ作成ツールが公開されているので、初めてホームページを作るときにはいいかもしれません。

ただし、今は無料で利用出来るブログサービスやSNSが数多くあるので、ただ文章・画像・音声・映像等を公開したい場合は、ブログやSNSを使ったほうが手っ取り早いかと思います。
レンタルサーバは、配布されているプログラムや自作のプログラムを使ってサイトを運営したい場合、データベースを使いたい場合、ブログを使いたくない場合、サイトのデザインを自由に行いたい場合に利用するのが良いでしょう。

10月 092011
 

ホームページは作るだけでは駄目です。 みんなに見てもらうためには公開する必要があります。
ということで、以下で公開の仕方を紹介していきます。

  1. ホームページを公開するには?
  2. ホームページをサーバにアップロードする
  3. アップロード時の注意

 

ホームページを公開するには?

ホームページを公開するには、Webサーバと呼ばれるコンピュータに自分で作成したHTMLファイルや画像ファイル等ををコピーする必要があります。 Webサーバには以下のような種類があります。

プロバイダのホームページスペース
自分又は家族が契約しているプロバイダ(インターネット接続業者)のサービスの中にホームページスペースというものが提供されている場合があります。
プロバイダの説明書類やプロバイダのホームページにこのサービスがあるか、有料なのか無料なのか、ホームページの公開方法、使える機能等が書いてあるので確認してみましょう。
プロバイダの具体的な紹介等はここではしませんので、各自ご自分が契約・利用しているプロバイダを確認してください。
レンタルサーバ/レンタルホームページスペース
企業や個人が運営しているサーバを借りる(レンタルする)方法です。 有料の超高機能なものから無料のものまで幅広く揃っています。
プロバイダのホームページスペースを利用したくない時はこの方法を取るのが一般的で楽です。
レンタルサーバ紹介の記事でいくつかお勧めの無料/有料レンタルサーバを紹介していますので、よろしければ参考にどうぞ。
自宅サーバ
自分の家にWebサーバを作って、そこでホームページを公開する方法です。 ただし、かなりの知識と24時間起動しっぱなしに出来るパソコン、常時接続のインターネット環境、セキュリティに関する知識等が必要になります。一般的ではない(初心者向けではない)ので、ここでの説明は省きます。

ホームページをサーバにアップロードする

Webサーバと呼ばれるコンピュータに、自分で作成したHTMLファイルや画像ファイル等ををコピーすることをサーバにアップロードするといいます。

そのサーバへのアップロードにはFTPソフトを使います。
Windowsの方はFFFTPというソフトがお薦めします。 これを使うと、簡単にHTMLファイルや画像をサーバへアップロードすることが出来ます。
FFFTPの使い方説明はFFFTP Surpport Page.をご覧下さい。

アップロード時の注意

Webサーバへファイルをアップロードする際の注意点がいくつかあります。

プロバイダ/レンタルサーバの説明・注意書きをしっかり確認する
ファイルをアップロードする前に、プロバイダやレンタルサーバ等のアップロード先規約・禁止事項等をしっかりと読んで守りましょう。 違反すると、利用禁止やホームページ公開停止になったりします。
ファイル名は小文字英数字のみにする
Webサーバではファイルの大文字/小文字が区別されます。
例えば、index.htmlとINDEX.htmlは違うと認識されます。
混乱を避ける為にも、HTMLファイルや画像ファイル等のファイル名は全て小文字英数字にしましょう。 また、日本語ファイル名は色々とトラブルの元になりかねないので、使用しないようご注意を。
フォルダ名も小文字英数字のみにする
フォルダ名(ディレクトリ名)も上のファイル名と同じでファイルの大文字/小文字が区別されます。ですので、フォルダ名も全て小文字英数字にしましょう。
10月 082011
 

細かい説明は抜きにして、まずは簡単なページを作ってみましょう!
うちのサイトのタイトルどおり、「コピー&ペースト」だけで作れます。

  1. エディタにHTMLを記述する
  2. 作業用フォルダに保存する
  3. ブラウザで作ったページを見てみる

エディタにHTMLを記述する

エディタ(メモ帳やTeraPad等)を起動して、以下の「背景が灰色」の部分をコピーしてテキストエディタに貼り付けましょう。

<?xml version=”1.0″ encoding=”Shift_JIS”?>
<!DOCTYPE html PUBLIC “-//W3C//DTD XHTML 1.1//EN” “http://www.w3.org/TR/xhtml11/DTD/xhtml11.dtd”>
<html xmlns=”http://www.w3.org/1999/xhtml” xml:lang=”ja”>
<head>
<title>サイトのタイトルを書く部分です。</title>
</head>
<body>
<p>
ここに書いた文字がブラウザで表示されるんですねぇ。
好きなところで改行させるには<br/>
って書けばOK。
</p>
</body>
</html>

これだけです。こんなに短くて大丈夫なのです。

作業用フォルダに保存する

次は、上で作ったファイルを保存しましょう。

ファイルを保存するには、メモ帳・TeraPadどちらを使っていても「ファイル→名前をつけて保存」を選びます。
保存場所を「C:\homepage」等、先ほど作った作業フォルダにします。
ファイル名ところにtest.htmlと入力し、ファイルの種類はすべてのファイルを選択します。
ファイル保存
最後に「保存」ボタンを押せば、ファイルの保存は完了です。

 

ブラウザで作ったページを見てみる

たった今作ったHTMLファイルをブラウザで表示してみましょう。

作業フォルダ(C:\homepage等)を開くと、test.htmlというファイル(作ったHTMLファイル)が出来ています。 それをダブルクリックすると、以下のようにページが表示されます。
ブラウザで表示

これで、ホームページが1つ完成です。 予想よりは簡単かと思います。
でも、さっきコピペしたサンプルはなにやらごちゃごちゃアルファベットが並んでたなぁと心配になる人もいるかもしれませんがご安心を。

実は、さっきのサンプルの<body>~</body>の中に表示したい文字を書けばOKなんです。

つまり、他の部分はほとんどコピペで使いまわせるということです。
簡単なページが出来たら、画像を表示させたいリンクを張りたい表を表示させたい背景色を変えたり壁紙を表示させたい文字の色や大きさを変えたい
こんな希望が出てくるかと思いますが、これも「うちのサイトに載っているサンプルをコピペして一部をちょっと書き換えるだけ」で簡単に出来ます。
その辺は、コピペ用サンプルページに具体例(サンプル)と詳しい説明がありますのでそちらをご覧ください。

10月 082011
 

ホームページを作るには、いくつかの準備が必要です。
ただし、すぐ無料で準備出来るのでご安心を。
焦らずにひとつずつ準備していきましょう。

  1. パソコンに作業用フォルダを作る
  2. 拡張子を表示出来るようにする
  3. ソフト(ツール)を用意する

パソコンに作業用フォルダを作る

これから作っていくファイルを入れるフォルダを作りましょう。
以下では、例としてCドライブ直下に「homepage」というフォルダを作る手順を紹介します。

  1. 画面左下「スタート」を押しし、「マイコンピュータ」を選択する。
  2. 「ローカル ディスク(C:)」を選択して開く。
  3. マウスを右クリックすると以下のようなメニューが出てくるので、「新規作成→フォルダ」の順に選択する。
    メニュー
    (クリックすると拡大画像が表示されます)
  4. 新しいフォルダが作成されるので、フォルダの名前をhomepageにします。
    C:\homepage
    これで、作業用フォルダ「C:\homepage」の完成です。

今後は、この「C:\homepage」の中にホームページに載せる文章や画像等を作って保存していきます。

拡張子を表示出来るようにする

パソコンで何かを作る時、拡張子というものがかなり重要です。
拡張子とは、index.htmlの.htmlやphoto001.jpgの.jpgといったピリオド(.)のあとに表示されるアルファベット文字列のことです。

なぜ拡張子が重要かというと、ホームページでは「拡張子によってそのファイルが何であるかを判別し、表示している」からです。
たとえば、.htmlならHTMLページ(普通のWebページ)、.jpgならJPEG画像、.txtならテキストファイルといった感じです。 (もう少し詳しく知りたい人は、IT用語辞典 [拡張子]へ。)

さて、拡張子の概要が分かったところで「拡張子を表示出来るように」しましょう。

  1. エクスプローラの「ツール→フォルダオプション」を選択する。
    フォルダオプション
  2. 「表示」タブの詳細設定内に「登録されている拡張子は表示しない」という項目があるので、それのチェックをはずす。
    拡張子を表示する
    これで拡張子が表示されるようになりました。

ソフト(ツール)を用意する

ホームページを作成し、きちんと出来ているかを確認する為には最低限3種類のソフトが必要です。

ブラウザ
これは、今このホームページを見ているソフトのこと。
IE(Internet Explorer)FireFox等があります。
普通はIEが最初から入っていると思いますので、とりあえずはIEを利用しましょう。
テキストエディタ
簡単に言えば「文字を書く為のソフト」。
一番身近なのは「メモ帳」ですね。 (「スタート→プログラム→アクセサリ→メモ帳」で起動)
ただ、メモ帳は少々使い勝手が悪いので、フリー(無料で利用可能)のテキストエディタを利用することをお勧めします。 自分で既に使っているソフトがある場合はそれを利用しましょう。 特に無い人は、以下のソフトをお勧めします。
TeraPad
フリーのテキストエディタ。シンプルで使いやすいです。私も使っています。ちなみに「マイクロソフトのオフィス ワード(Word)」はホームページを作るのには向いていません。ご注意を。
画像作成・編集ソフト
そのままずばり「画像を作ったり加工したりするソフト」。
これは「ペイント」があればとりあえず十分です。 (「スタート→プログラム→アクセサリ→ペイント」で起動)